【蓄電関連】環境フレンドリーHD:蓄電事業に参入、2MW・8MWh案件取得へ

(出典:HPより)
環境フレンドリーHDは、新事業として蓄電事業を開始する方針を決め、子会社EFインベストメントがSPCのEF-BESS1号へ480百万円を融資する。本融資は、野村屋HDが開発する長野県上田市古里の系統用蓄電池発電所(2MW/8MWh)に関する接続権など一切の権利を承継するための資金となり、EF-BESS1号は連結子会社として扱われる。蓄電池発電所の開発需要は再エネ拡大やデータセンター増設を背景に高まり、支援制度整備も進む一方、民間ファイナンス環境は整備途上にあるとされる。野村屋HDは地域に根ざした再エネ開発企業で、EFインベストメントは同社の開発案件を承継し、建設・運営を主導する体制を整える。
EF-BESS1号は融資資金で接続権や設備一式を取得し、建設準備を進める。将来のTK出資を前提としたブリッジファイナンスと位置づけられ、連系後にはEFインベストメントと野村屋HDが50%ずつTK出資する権利を持つ。さらにEFインベストメントは韓国の資産運用会社NH-Amundiと覚書を締結し、日本国内の蓄電池発電所開発での協業可能性を検討する。標準案件規模は1件あたり2MW/8MWh、総投資額約5億円を想定し、NH-Amundiは2カ月間の優先交渉権を持つ。累計50億円規模に達した段階で専用ファンド設立の可能性も示されている。本案件は覚書に基づく第1号案件であり、ファイナンスと開発を組み合わせたモデル構築を狙う。
【出典】
▷新たな事業(蓄電事業)の開始(合同会社EF-BESS1号への融資実行および同社の連結子会社化)ならびにNH-Amundi社との協業に向けた覚書締結のお知らせ
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。